丹沢8座コンプリート!成功の秘訣は「装備」にあり

秋晴れが続き、低山歩きが気持ち良い季節になりました。これからは丹沢や奥多摩の紅葉を楽しむ方も多いのではないでしょうか? 今回は涼しくなった10月に入ってから丹沢の山を歩き「丹沢8座」を達成された方に、コンプリートのコツを聞きました!

達成者 内田光彦さん(50代/登山歴10年)

日帰り山行が中心の「丹沢8座」は、装備の軽量化がポイント

―「丹沢8座」にチャレンジしようと思ったのはなぜですか?

 丹沢は、自宅から車や公共交通機関で1時間程度とアクセスがよく、よく行き慣れているエリアでした。そして、じつは私、数年前から秦野市観光協会がやっている「丹沢・大山やまなみ登頂スタンプラリー」に参加していまして、春夏秋冬グランドスラムを達成しているんです。「ほかに面白いスタンプラリーはないかな」と思っていたら、ヤマスタを見つけて、さっそく参加しました!

―具体的にどのようなルートを歩いたのか教えて下さい

 木曜日・祝日が休みなので、日帰りでの山行が可能な距離(20km前後)でコース計画を立てました。毎回の行動時間は、6~9時間です。

【コース1】塔ノ岳・鍋割山
【コース2】大山
【コース3】丹沢山・塔ノ岳
【コース4】焼山・蛭ヶ岳
【コース5】畦ケ丸・大室山・檜洞丸

―各山行とも、距離が長めですが、何か工夫されていることはありますか?

 装備の軽量化はかなり意識しています。最近は、靴も裸足に近いようなトレイルランニングシューズですし・・・山で会う方たちによく驚かれます(笑)でも、山の中では走りません。あくまで早歩きをするための軽量化です。コースタイムは標準の半分程度に設定し、早歩きで山を歩いています。

―スタンプラリーイベントを達成して、どうでしたか?

 チェックインすると、どんどんスタンプが増えていくのが面白くて、山に行く楽しみが増えました。次もコンプリートしたいですね。丹沢もチェックインできる場所を変えて、新しいバージョンを増やして欲しいです。

ほかのスタンプラリーもコンプリートしていた、まさに「スタンプラリーマスター」の内田さん! 次なる目標を聞いてみると「奥多摩10座に挑戦します!」とのこと。今回のペースだと、達成の日は近い・・・!? ありがとうございました!
内田さんが山行中に履いているという靴。ご本人によると「私にとってはこれが普通なんですが・・・」とのこと。スタンプラリーマスターはやっぱり装備が違いますね!